日経平均一時400円超の下落、ドル109円前半 米中対立激化で!

日経平均 は一時、前日比400円を超える下落となり、2万0800円台での展開。節目の2万1000円割れは3月28日以来。取引時間中としては2月12日以来約3カ月ぶりの安値水準をつけている。 中国が対米報復関税措置を発表したことで、前日の米国株が急落。リスク回避の流れが東京市場にも波及し、全面安の展開となっている。

朝方の外為市場では、ドルが一時109.15円まで下落した。ただ、前日ニューヨーク市場のオープン直後につけた109.02円に接近しないまま、買い戻しの動きが出て、109.30円付近でもみあっている。米中貿易摩擦の激化や長期化の見通しを受け、米国、日本やアジア圏の株式市場が下げ幅を拡大していることを受け、金融証券市場では「グローバル株安」(証券アナリスト)の懸念が台頭。結果的に、資金の逃避先として円や金が買われている。金相場XAU=は、前日の海外市場で約1カ月ぶりにオンス当たり1300ドルを回復し、きょうも1302ドル台後半まで続伸した。

中国は13日、米国からの600億ドル相当の輸入品に対する追加関税を最大25%引き上げる方針を発表した。これは米政府が10日に発表した対中関税引き上げに対する報復措置。 米通商代表部(USTR)は日本時間14日午前6時過ぎ、約3000億ドルの中国製品輸入に対する関税巡り、6月17日にパブリックヒアリングを開き、24日までに反対意見を受け付けるとした。 USTRによれば、中国からの輸入品3805品目に最大25%の追加関税発動を準備しており、 対中追加関税リストに、携帯電話やラップトップコンピューターが含まれるものの医薬品やレアアースは含まれないという